アニマルコミュニケーション
本質

ー あなたが私で、私があなた ー

「動物と人が会話をする」それは、とても楽しい体験です。
ですが、それはアニマルコミュニケーションの表層。ここで私がお伝えしたいことは、その奥にある「動物と感覚を共有するー あなたが私で、私があなた ー」という体験、アニマルコミュニケーションの本質についてです。

とても長い文章ですが、10,000匹以上の動物とのコミュニケーションから学んだことを、動物と暮らすあなたに聞いていただきたいと思って書きました。

はじめに

アニマルコミュニケーションは
ご存知ですか?

アニマルコミュニケーションは、一般的には「動物と人間との対話」として知られています。アニマルコミュニケーションは、この15年急速に普及しました。その要因の1つは、外で飼うことが主流だった犬・猫を室内で飼うようになり、動物と人間の暮らし方が大きく変わったことによると思われます。

この変化で、私たち飼い主は動物の温かい体温や匂い、無防備な仕草、そしてストレートな感情表現と、日常的に接するようになりました。この親密な関係から深い安らぎを得るのと同時に、私たちの心には「もっとこの子を幸せにしたい」という強い思いも生まれました。

一方の動物は、飼い主の生活に合わさざるおえない状況になりました。本来の生態とは相入れない事もあり、「トラブル」も起きます。私たち飼い主はペットの気持ちを汲み取って、折り合いをつけたいと、様々な方法を試します。その1つがアニマルコミュニケーション。

アニマルコミュニケーションは、人間とペットの生活スタイルの変化に伴い、飼い主の「家の子を幸せにしたい」「この子の気持ちを知りたい」その思いで、広がりました。

アニマルコミュニケーションへの批判

アニマルコミュニケーションが世の中に広がる一方で、「懐疑的・拒否的な声」も大きくなっているのが現状です。

「科学的ではない」「現実的ではない」といった、目に見えないものに対する当然の疑問。

そして何より、アニマルコミュニケーションで「できる事」と「できない事」が明確に伝わっていないため、飼い主さんの過剰な期待と、提供者側の誇大広告が入り混じってしまっています。

その結果、実際にセッションを受けた飼い主さんから、「期待と違った」「誰にでも当てはまるようなことしか言われなかった」という厳しい評価を受けてしまうこともあります。

アニマルコミュニケーションは、人間のコミュニケーションとは違う

「動物の言いたいことを、人間の言葉に直訳する」というのは、アニマルコミュニケーションの断片的な一面です。またアニマルコミュニケーションは「当たる、当たらない」という証拠を追求するものでも、「問題を解決する道具」でもありません。

誤解の多くは、提供する側も受ける側も、人間の会話のルールを当てはめたり、アニマルコミュニケーションを「言葉の翻訳」「占い(当たり/外れ)」と認識していることからはじまっていると思われます。

アニマルコミュニケーションは、人と動物の架け橋になる

15年間の講師経験から、これまでのアニマルコミュニケーションについての誤解を解き、動物と一緒に暮らしている全ての人へ「アニマルコミュニケーションの本質」を伝えたいと思っています。

それは、アニマルコミュニケーションが「世界をそのまま生きる(感覚する)動物」と、「世界を頭で理解しようとする人間」の架け橋になるからです。この架け橋による恩恵は一次的には動物たちの生活を向上させ、彼らの置かれた現状を良くすることに繋がります。ですが、その恩恵の多くを受け取るのは、私たち人間です。

アニマルコミュニケーションは、思考に頼りすぎた私たちが、もう一度「豊かな身体感覚」を取り戻し、この世界の観方や感じ方をより深く重層的なものにしていくと確信しています。

このページは、アニマルコミュニケーションの本質についてお伝えしていきます。

アニマルコミュニケーションの本質
ー目 次ー

おわりに ー つながりの中で生きる