アニマルコミュニケーションに関わる全ての方々へ
私たちアニマルコミュニケーターは、動物と人間の関係をより良いモノにするために仕事をしています
私たちの仕事は、飼い主とペットの生活に深く関わりを持ちます
そこには一定の倫理があり、講座などを受講した場合は最初に学ぶ内容です
日本には、国内で活躍するアニマルコミュニケーターに共通の倫理コードがありません
各団体が個別に作成した倫理コードを使っています
ここではPlatform ones-oneが、アニマルコミュニケーションを学びにきた方々へ、最初にお伝えする大切な倫理コードをご紹介します
1.アニマルコミュニケーションは飼い主の承諾を
必要とします
動物と話す時は、必ず飼い主(動物の決定権を持っている人)の承諾を得てから話します
それは人間と暮らす動物の最大の関心ごとや問題の改善は「飼い主、家族」が関係するからです
そして動物の要望を叶えられる相手だからです
「彼らの想いや要望を伝えられない」と云う意味において
以下のことをしないようにお願いしています
・雑誌やオンライン上に掲載されている動物の写真を見て話す
・動物園や水族館の生き物と話す
もし動物たちが生活環境についての要望や改善を望んだ場合、伝えたり交渉する手立てを持っていないからです
2.人間と動物の守秘義務を守ります
私たちは、飼い主とそのペットのプライバシーを守ります
人間同様、動物のプライバシーも当然尊重します
Instagram、YouTubeなどにアニマルコミュニケーションの内容が掲載されているのをよく拝見します
それはもちろん飼い主さんの同意を得ているものと、理解しています
ですが、動物の許可はとっていますか?
ペット、庭でくつろいでいる野良猫、動物園のキリン・・・
私たちは、どのような状況の動物であっても、私たちを信頼して話してくれた彼らのプライバシーを尊重します
3.自分の価値観で飼い主を裁かない
アニマルコミュニケーションのセッションをしていると、稀に自分と価値観の違う飼い主と出会うことがあります
ですが、私たちは飼い主を評価したり批判する事はありません
飼い主の過ちや誤解を裁くようことも言いません
むしろ様々な状況の中「ペットの事を理解したい」「現状を変えたい」と依頼される飼い主を尊敬します
動物は、時として飼い主の対応や生活環境の改善を求めることがあります
ですが、どの様な状況下でも飼い主を批判することはなかったです
私たちは動物の意志を尊重し、敵対ではなく調和を持って飼い主に接します
4.自分の能力に依存しない
私たちがアニマルコミュニケーションをする目的は「人間と動物、全ての生き物の関係を深める」ことにあります
そのために最善を尽くしますが、同時に限界も認識しています
病名の判定や治療は獣医師に、行動療療法が必要な場合は専門のトレーナーに、必要であれば他の専門家の助けを求めます
私たちは飼い主とペットが、「問題」を通してお互いを理解し合える方法を提供します
5.スキルアップの場を持つ
私たちはアニマルコミュニケーションが良い成果に繋がるために、学び続けています
アニマルコミュニケーターは、
⚫︎動物も個性的であり、その関係も個性的なことを知っています
⚫︎自分の感覚の偏りを理解しています
⚫︎感覚を認知するトレーニングをしています
⚫︎感覚の偏りを補うトレーニングをしています
⚫︎感覚の言語化をトレーニングしています
アニマルコミュニケーターは人間と動物の深い部分に関わる者として、その規範となる倫理が必要です
そして、私たちはここに何度も立ち返らなければなりません
Platform ones-one
木野村なぎさ

